オリジナルの鉢、2点目です。
小鹿田焼(おんたやき)。
小鹿田焼がつくられるのは、大分県日田市の中心部から30分ほど山に入った『皿山』という地。
そこは集落の中を川が流れ、その川の水を利用して陶土を砕く「唐臼」(からうす)が
陶土を挽く音がコンコンと聞こえてきます。
その音は「日本の音風景100選」にも選ばれるほど。
民藝運動を唱えた柳宗悦が皿山を訪れ、英国の著名な陶芸家バーナードリーチが滞在し、
徐々に世に知られるようになった小鹿田焼は、約300年の歴史を持つといわれ、
現在も10軒の窯元がその伝統を今に受け継いでいます。
今回ルフトのオリジナル商品として制作をお願いした鉢には、
小鹿田の伝統技法である「飛び鉋」(とびかんな)を施してもらいました。
今日においても未だ機械化されず、すべて手作業でつくられる小鹿田焼きの風合いは、
ひとつひとつの表情も様々で、気取らずに日常の中に取り入れやすい生活雑器です。
亀甲竜を植えてみました。
ゆっくりと、しかし着実にたくましく成長する亀甲竜と、素朴な風合いの小鹿田焼きとの相性もなかなかのものです。
LUFT(ルフト)
愛知県一宮市大和町馬引字古宮59-4
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